大腸内視鏡検査(大腸カメラ)
検査前に一度外来診察を受けていただき、腹部の診察や検査の説明がございます。
診察後に検査予約をお取りください。
お問い合わせ:048-840-4082
大腸カメラについて
腸内をきれいにした後、大腸カメラを挿入し大腸(直腸・結腸・盲腸)を観察する検査です。当クリニックでは、鎮静剤を使用し「寝たまま」で「無痛な」内視鏡検査を日々目指しながら行っております。また、当院では内視鏡の際に入れる空気を「二酸化炭素(炭酸ガス)」で行い(下記参照)、より快適な検査を目指しております。
鎮静剤
内視鏡はただでさえ気分のいいものではありませんし、苦痛を感じる事もあります。当クリニックでは鎮静剤を使用し、「いつのまにか終わっていた」と思われるような大腸カメラを行っております。
二酸化炭素(炭酸ガス)送気
従来の空気送気の場合なかなか腸管内の空気が抜けずきれず、検査後も腹部膨満感や不快感で苦しむ方がおり、つらい検査と思われていました。当院では二酸化炭素(炭酸ガス)送気で検査をより楽に検査できるようにしております。炭酸ガスは空気と比べ極めて吸収がよく、すぐに吸収されます。送気を中止すると速やかに腹部の張りも改善していきます。このような工夫も患者様の苦痛軽減の一つになります。
NBI(Narrow Band Imaging;狭帯域光観察)
NBI内視鏡システムとは、青や緑などの短い波長の光を照射する内視鏡診断システムです。短波長の光は消化器の粘膜表層の血管を鮮やかに浮かび上がらせる性質があり、非常に早期の「大腸がん」が見つかるようになり、早期治療に結びついています。当院ではこのNBIを導入し、より精度の高い内視鏡検査を心がけています。
内視鏡の洗浄・消毒
内視鏡本体が「オリンパス」であるため、洗浄機も内視鏡メーカーのノウハウをいかしたオリンパス社製の洗浄機に決定しました。この洗浄機にした決定的な理由は、2013年7月に消化器内視鏡学会・日本環境感染学会・日本消化器内視鏡技師会で作成された「消化器内視鏡の感染制御に関するマルチソサエティ実践ガイド」でした。当クリニックの内視鏡本体と同じオリンパス社製で、高水準消毒薬の過酢酸(いわゆる「お酢」)での消毒で、このガイドラインでも推奨されています。このように当クリニックでは、感染の心配なく安心してカメラを受ける事が可能です。
大腸がんについて
平成23年人口動態統計で「大腸がん」は肺がん、胃がんに次ぐ死因第3位です。男性女性ともに増えてきているがんです。女性では胃がんを抜き死因第1位になっております。がんは症状が出づらく、なかなか検査も抵抗があるものかと思います。40歳を超えたら一度大腸カメラを受ける事をお勧めいたします。また、血便が出た方や、血縁者にがん経験者がいたり、ポリープ切除をしたことがあるような方も大腸カメラを受けましょう。早期に見つかれば、内視鏡でがんを治療できる時代です。
検査の流れ
注意事項
- 血をサラサラにする薬(抗凝固剤、抗血小板薬)を内服している方は、事前に院長に申し出てください。
- 当クリニックでは、希望に応じ鎮静剤・鎮痛剤を使用いたします。使用した際は、当日車・バイク・自転車などの運転はしないようにしてください。
- ご高齢の方は家族同伴で来院されることをお勧めします。
- ポリープ切除を行う場合、通常観察のみの場合に比較して検査時間が長くなります。ご了承ください。

さいたま市中央区本町東3-3-3
埼京線与野本町駅徒歩3 分 駐車場有り
与野本町コミュニティーセンター前
■ 9:00 ~ 12:00 13:00 ~ 16:00
胃カメラ:随時 大腸カメラ:火・木・土
※水・日・祝日・第5 土曜は休診日です
※最終受付は終了時間の30 分前です